hiko

記事一覧(117)

Byond コロナとSDGs・ESD

         「Byond コロナとSDGs・ESD」 コロナウィルスによる状況が引きおこす変動・トランジションが大きな問題になりつつある。 政治においては「パンデミック・ショック・ドクトリン」による強権的統合、経済においては「金融危機と実体経済破壊」による長期不況と倒産、大量解雇、社会においては、「自己防衛と過剰反応」による買占め、ヘイト、医療関係者などへのパッシングなどいろいろなことが考えうる。 ここでキーとなるのは共生であり、人々の「自己防衛と過剰反応」とともに、生命の一体の意識、「誰一人取り残さない」なども、人々を強く突き動かす。 また、この事態の今後は2つの意味で「ポストコロナ」ではない。 ひとつは、今回のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の問題が終息したとしても、我々はウイルスをこれからも受け入れて共に生きて行くことになるという意味でポストCOVID-19であっても「ポストコロナ」ではない。 もうひとつは、今回のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)は、すでに持続不可能な地域と世界の問題を顕在化、加速させたのであり、「ポストコロナ」という側面で捉えられるものではない。 また、SDGs・ESDとの関係で言えば、現在展開されている「SDGs」とは異なり、本来の2030アジェンダSDGsは前世紀仕様の達成型の原理で目標の何番をしているから、「SDGs」目標を行っているから「達成」しているというものではなく、SDアジェンダをつくり、持続可能な地域と世界を「実現」するもの(長岡素彦.2018.2020)であり、今回のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)も含めた持続不可能な地域と世界の状況を変えていくことである。 現在進行している「ウィズ コロナ」、そして、今後の「ポストコロナ」、そして、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)も含めた持続不可能な地域と世界の状況を変えていく、「ビヨンドコロナ」をトータルに捉えて、研究・実践を行いたい。研究・実践プロジェクト・ビション検討、提言・地域のあり方・実践例・トランスフォーメーションのための論議、WSの開発eサポート・ミートアップ・ハッカソン、アイディアソン・eサポートeスタディツアーそのために下記を開催します・ワークショップ「Byond コロナとSDGs・ESD」の問題フェイクニュース・誤情報、生活の問い直し、SDGsの原則、SDG4・ESD for 2030を企業、団体、行政、学校、家庭などでワークショップを行っています。・コミュニティピッチ・小研究会・ダイアローグ・シンポジウム学会シンポジウム 5/30「今後の社会と共生ーSDGs・ESD」

(3/19)震災問題研究交流会

震災問題研究交流会発表があります。震災問題研究交流会を、今年度、下記のとおり開催いたします。この交流会は、日本社会学会の研究活動委員会を中心に設けられた震災情報連絡会から発展したものです。現在は、日本社会学会理事会に防災学術連携体担当(連携委員)を置いておりますので、そこと震災問題研究ネットワークとの連携というかたちで開催いたします。今年度も、幅広い分野からの参加を歓迎いたします。コロナ禍が進行し、幾度かの感染拡大の波が襲って先行きが未だ不透明な状況が続いております。また、近年は毎年のように台風や集中豪雨などによる風水害、土石流災害も頻発しています。本研究交流会では、東日本大震災に限らず、昨今の甚大な風水害、コロナ禍のなかで顕在化してきた社会課題など、災害と社会との関わりや影響を含め幅広い研究交流が出来ればと思っております。災害事象全般に関する報告を受け付けますので、是非下記の要領に従って、一般報告の申し込みをお願いいたします。この交流会では、発表者だけでなく、参加して一緒に討論していただける方、社会学者と一緒に議論してみたい他分野の研究者、行政担当者、マスコミ関係者、災害研究に関心をお持ちの方にも参加していただきたいと思っています。 ※昨年までの研究交流会プログラムなどの情報、及び一昨年度までの交流会報告書につきては、次のリンク先からご覧いただけます。https://greatearthquakeresearchnet.jimdo.com/なお、昨年度の報告書については、最終的な編集作業を進めているところです。本交流会では、研究発表を募集して最新の研究動向を共有する時間を確保するとともに、今後の災害研究に関連する討論の時間もなるべく確保するため2日間の日程としております。形式は、昨今の状況を鑑み、Zoomを用いた遠隔リアルタイム研究会として実施します。初日の3月19日(土)は従来からの一般報告を中心にした研究報告会を行い、二日目の3月20日(日)は現在進めている科研費プロジェクトの公開報告会を兼ねた企画報告・検討会というかたちを取りたいと思います。 開催日時:2022年3月19日(土)~3月20日(日) 両日とも10:00~18:00を予定形式:Zoomによる遠隔リアルタイム研究会※時間については、報告者の数などで若干変更することがあります。※プログラムは、決定後に、参加者に連絡し、かつ震災問題研究ネットワークのウェブサイト( https://greatearthquakeresearchnet.jimdo.com/ )にも掲載します。

(2/6.27)SDGsのまちづくり推進講座

だれ一人取り残さない 松山と比企の明日を共に創ろう  SDGsのまちづくり推進講座 「住みつづけられる東松山と世界」を考える 4 回顧座を行います。東松山市にあるものや よいところを活かして<住みつづけられるまちづくり>をするための講座です。考え方を学 び、地域の課題を知り、10 年後にどんなまちにしていきたいかを考え、やりたいことを形 にしていきます。(この講座は令和 3 年度東松山市環境基本計画市民プロジェクトの講座として開催されます。) 「住みつづけられるまちづくり」(SDGs目標⑪)を(12/5 第 1 回) SDGs(国連・持続可能な開発目標)は、2030 年までに「貧困をなくす」「世界を持続可能にする」 ための世界中の人々の約束(目標)です。そのココロにあるのは、個の尊厳の実現、循環性、多様 性、関係性、包摂性などの大切な考え方です。第 1 回では、SDGs の考え方を 学び、暮らしやまちづくりにどう生かしていくかを考えます。 [第 1 回]12/5(日)9:30-12 時「SDGs を学ぶ」 講師:石井雅章(神田外語大学)東松山の地域課題を知ろう(1/9 第 2 回) 19 年の台風 19 号は東松山にも甚大な被害をもたらしました。都幾川の氾濫は多くのことを教え てくれました。気候危機の問題、都市・コミュニティの防災と相互扶助、山と川の関係、川と人 の関係、人と人の関係のありようが問われています。被災地域をフィールドワークし、現地の人 の声に耳を傾け、具体的に考えましょう。 [第 2 回]1/9(日)10-15 時「早俣地区のフィールドワーク」 案内:松本浩一(チーム東松山)千代田美紀 わたしのまちづくり提案(2/6 第 3 回) 1,2 回の学びをもとに、自分が関心のある課題について 2030 年までにこうしたいという目標を考え、どうしたら達成できるかみんなで考えます。[第 3 回]2/6(日)9:30-12 時「わたしのまちづくり提案」講師:長岡素彦(一社・地域連携プラットフォーム)まちづくりのプロジェクトを考えよう(2/27 第4回)3 回で考えたことを進めていくために、誰に対して、何を、どう働きかけたらいいかの実行計画を考えます。[第 4 回]2/27(日)9:30-12 時「まちづくりのプロジェクトを考えよう」 講師:長岡素彦(一社・地域連携プラットフォーム)会場●東松山総合センター304(市役所隣り・第 2 回は別途連絡) 参加費●500 円(資料代) 申込・問合せ● ECOM(森)  東松山市民対象

(11/14)日本計画行政学会大会

一般社団法人 日本計画行政学会 第44回全国大会 ウィズコロナと計画行政第2日目:11月14日(日) 09:00 - 10:30  ワークショップB  計画の策定・実施をめぐる環境変化に適応するための学びの意義を探る「行政と行政計画のトランスフォームのためのソーシャルラーニング・ESD ー2030アジェンダSDGsとESD for 2030フレームワーク」一般社団法人 地域連携プラットフォーム 共同代表理事 長岡素彦大会趣旨 2019年に感染が確認された「(COVID-19)」は世界的に感染が拡大している。いくつかのワクチンが開発されているが、短期的に接種や有効な治療方法が普及することは難しい状況にある。そのため外出などの自粛、他人との接触を避けることが求められ、日常生活、経済活動は重大な影響をうけることが予測され、あらゆる側面において社会システムは、大きく変容することが求められている。 こうした状況の下で、少子高齢化、過疎化が進行している我が国、とりわけ地方においては、医療体制などの危機管理マネジメントを強化するとともに、地域資源を活かした観光産業などによって新たな自立した取り組みが求められる。本大会では、ウィズコロナの状況下において計画行政学がどのように貢献することができるかを考えてまいりたいと考える。

(10/3)シティズンシップ教育研究大会2021

シティズンシップ教育研究大会2021 15:30~17:00 自由研究発表セッション(2)(分科会ごとでの実施)(2)ESD for 2030チェンジエージェントのためのESDとシチズンシップ教育―自分の将来と社会の未来を統合的に考え、社会に参画し、デザインする― 長岡素彦さん(一般社団法人 地域連携プラットフォーム)このたび、10月3日(日)に、「研究」に力点を置いた交流と研究発展に向けた場として、「シティズンシップ教育研究大会2021」を開催する運びとなりました。 「シティズンシップ教育研究大会」は、「シティズンシップ教育」をキーワードに、多様なディシプリンの垣根を越えた知見交流を通じて、これまでの自らの研究のあり方を振り返り、今後のシティズンシップ教育研究のありようを共に考えるプラットフォームとして、2019年度から開催してまいりました。第1回・第2回の研究大会では、政治学・社会学・教育学・心理学・哲学・教育史など多様なバックグランドの研究者はもちろんのこと、現職教員や大学院生の参加もありました。   また、今回のシンポジウムのテーマは、「『複数性』から問うシティズンシップ教育―日本における実践課題を考える―」としました。日本の研究者の想定するシティズンシップ教育の市民像が、マジョリティの文化や価値観を前提としたものになる懸念は絶えず存在しています。日本の実践や研究に無自覚のうちに埋め込まれてきた様々な前提を顕在化させ、問い直しながら、「複数性」を見出していく必要があります。そのような問題意識からのテーマ設定となっています。 この分野の研究に長く取り組まれてきた方々のみならず、大学院生や学部生の方を含む若手の方や、新たに関心を持たれた方にも是非積極的にお越しいただき、シティズンシップ教育研究をともに切り拓いていくプラットフォームとなれば幸いです。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。 ■日時:2021年10月3日(日)10時〜17時(任意参加のアフタートークは18時まで)■会場:オンライン開催(参加者の方々にzoomミーティングルームのURLを共有します)■対象:シティズンシップ教育研究に関心をもつ方々なら,誰も参加できます。    若手研究者・院生・学部生の参加を歓迎いたします。■スケジュール 10:00〜12:00 シンポジウム「『複数性』から問うシティズンシップ教育―日本における実践課題を考える―」 13:15~14:45 自由研究発表セッション(1)(分科会ごとでの実施) 15:30~17:00 自由研究発表セッション(2)(分科会ごとでの実施) 17:00〜18:00 アフタートーク(任意参加)■参加費 無料(会員・非会員共通)■大会企画内容 今回の研究大会では、二種類のセッションで企画を構成します。 (1)シンポジウム   参加者が一同に会し、共にシティズンシップ教育研究について考えます。 (2)自由研究発表セッション   発表者の研究成果について口頭で発表し、参加者と質疑応答やディスカッションを行います。 研究大会としての性質に鑑みて、次のような発表を想定しています。  (1)研究成果を発表し、フィードバックを得る(通常の学会発表と同様)  (2)構想段階や計画段階にある研究に関して発表を行ってブラッシュアップする  (3)他の学会等で既に発表したものを再び発表し、異なる観点からのフィードバックを得る   (卒論のプレ発表/修論のプレ発表、および学会発表未経験者の発表でもよい)■シンポジウム<テーマ> 「複数性」から問うシティズンシップ教育 ―日本における実践課題を考える―<趣旨> 「複数性」と聞いて何が思い浮かぶだろうか。アーレントによれば、「複数性」とは「全ての政治生活の必要条件であるばかりか、最大の条件」である。これは、異なる人々の存在、すなわち人間の複数性という当たり前の事実を拠りどころとすることの重要性を指し示している。またそれは、自身の行為と意見がだれかによって受け止められ応答されるという関係性の中に、デモクラシーの源泉があることを含意している。 ところが、社会はおしなべて特定のマジョリティの価値観や文化を前提として構築されている。学校教育もまた例外ではなく、マジョリティの価値観や世界観をもとにした「公的に学ばれるべき知識」 (official knowledge)や「隠れたカリキュラム」を通じた知識の伝達と規範形成の機能を果たしてきた。このような知識や規範は「普通」であり「中立的」なものと捉えられた上で国民形成に用いられてきた。 こうした特定の価値観や知識、世界観を共有した「われわれ」というマジョリティ性を問うことにより、シティズンシップ教育実践における「複数性」が浮かび上がってこないだろうか。本シンポジウムでは、民主的で公正な社会をめざす教育のあり方に取り組んできた3名の研究者を招き、日本におけるシティズンシップ教育実践の課題と可能性を考えたい。 (キーワード:複数性、社会正義、ジェンダー、かくれたカリキュラム、マジョリティ性、人権、ケアの倫理、文化の重層性)<パネリスト>(五十音順) 孫美幸さん(文教大学) 寺町晋哉さん(宮崎公立大学) 陳思聡さん(九州大学)<コーディネーター> 北山夕華さん(大阪大学) 橋崎頼子さん(奈良教育大学)■アフタートークについて 17時~18時には任意参加のアフタートークを実施します。アフタートークでは、テーマ別に話題共有できる複数の部屋を用意します。設定する部屋の数・内容に関しては、参加申し込みの際に、参加申込者からアイデアをご記入(任意)していただき、記入状況を考慮に入れて、実行委員が最終決定する予定です。詳細http://jcef.jp/category/news■参加申込 2021年9月30日(木)までに、以下エントリーフォームに入力しオンラインでお申し込みください。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdMr3MOqEwpLwXnaDMPDEEuzBv9VVvpS2VexT6i5mYpvugs_w/viewform■主催:日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)